里山の荒廃 竹の侵略

藤井村のように山間部が多い地区では、「里山」は大切です。
かって里山は、「広葉樹林」「アカマツ林」「段々畑」「竹林」に管理されていました。
広葉樹林:燃料としての薪の採取
アカマツ林:燃料としての松葉。昭和30年代は、松茸もたくさん採れました。
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ところが昭和40年代以降、燃料としての薪・松葉がプロパンガスに取って代わられ、
里山に入る機会が減少したところに、大気汚染公害の影響か、「松枯れ葉」によるアカマツ林の荒廃、
チャドクガ(茶毒蛾)の為、広葉樹林の中にも入らなくなりました。
昭和40年前半までは、里山は子供達の遊び場でしたが。

しかし、まだ段々畑は活きていまいた。

ところが、昭和~平成に移り、農業就業者の高齢化と、非効率な段々畑の耕作放置!
(『yamane』もほとんど家庭菜園程度しかしていないのですが・・・)
放置された「広葉樹林」「アカマツ林」「段々畑」は、竹の侵略にあっています。

もともと、放置されているわけですから、竹林も管理されていません。

だんだん、山肌が薄緑~薄茶色の竹林に侵略されて行きます。
どうしたら良いのでしょうか?

竹による、プランターはかすかな抵抗です。
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追伸)藤井村の『yamane』宅は今では、電化住宅です。時代ですね!!