2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

藤井川の『大金鶏菊』

もう40年近く、藤井川の法面で咲き誇っています。『大金鶏菊(オオキンケイギク)』 キク科の多年生草本で、高さは0.3~0.7m程度です。 「太陽の花ヒマワリ(向日葵)に似て,黄金色にまぶしく映えて花冠を美しく飾り、その形が鶏のトサカに似ているから」…

村社「荒神社」 竈の神

藤井村の「北ノ路」にある『荒神社』(岡山神社庁 神社コード 12045)です。 「往昔より瀧神社の末社としても地方民の崇敬が篤い。」との事、知りませんでした。 確かに、氏神様である『瀧神社』は、「北ノ路」の南にある音羽山のさらに南麓にありますから、…

村の半鐘

「盗まれた」はずが・・・。今朝の山陽新聞に岡山市西部の某町内の「半鐘」の記事が載っています。 藤井村にも半鐘はありました。でも今はもうありません!! でもご安心下さい。盗まれてはいません。大事に保管されているはずです。 金属盗難問題よりもむし…

五角形の石碑『地神様(じじんさま)』

藤井にも『地神様(じじんさま)』有ります。お決まりのように川の畔です。 地神様は、結構いろんな所にあります。 これについては、「岡山の地神様 ―五角形の大地の神― 正富博行/著(吉備人出版)」に詳しく書かれています。ただ、旧邑久郡での調査は詳しく…

『吉備津彦神社』の謎

『吉備津彦神社』は、岡山市一宮(旧備前国津高郡)にある、備前一ノ宮です。 でも調べて行くと色々不可解なところが出てきます。 ①延喜式(905~967年編纂)、吉備国の名神大社 「備前国 安仁神社」 「備中国 吉備津彦神社」 「備後国 該当なし」 「…

邑久郡南回り御大師様の「御接待」です!5/21(月)です。

「邑久郡大師霊場 八十八ヶ所拝礼の探訪(邑久町郷土史クラブ)」によると 各地区の伝統風習として今日尚続けられているのは、 南巡りの地区では五月二十日、北巡りの地区では四月二十日を中心に一日巡りと称して地区毎に何箇所かを分担して巡拝が行われてい…

5/21(月)は、 邑久郡南回り御大師様の「一日巡り」です!

5/21(月)は、御大師様の御接待があります。 仏具店で『納札』(105円/100枚です。上の複写式は、210円ですが・・・)を買っておけば、参加はOKです。 あくまで信仰の問題ですが、実質的には、数千円単位の菓子類をゲットできます。 今年は…

藤井村の神社など

かって各々の邑の生活の内に、神様・仏様が活きていました。 神社には色々な神様がおられます。 それぞれの邑の内に、信仰も自己完結できるように機能分化していたと思います。 岡山県神社庁に記載されているのは、下記4社です。 通称名 旧社格 祭神 綱掛石…

もうすぐ夏です。宝伝海水浴場に来たついでに、「宝神社」にお参りを!

岡山市の東南端、市街地に最も近い海水浴場が、宝伝海水浴場です。 長さ300メートルの砂浜は、遠浅で波が少なく、夏はたくさんの家族連れで賑わいます。 県道から、この海水浴場に入る交差点の近くに『宝神社』があります。 岡山県神社庁のHPでは、 『創立…

「藤井」の地名(小字)

藤井村(西大寺一宮)の内には、丸山・宮城・横江・北ノ路の地名があります。 歴史的には、鹿忍(かしの)~千手(山上)~丸山~古道里、が古い道だと思います。 「横江・北ノ路」ですから、やはり中心の視点は『安仁神社』なのかもしれません。 その後、『…

『安仁神社』=「吉備津彦神社」の謎!

しばらくの間、『安仁神社』の祭神について考えてきましたが、結局、「上道氏」配下の 「吉備津彦神社」という事で、納得しました。 となると、もう少し「吉備津神社」「吉備津彦神社」について考えて行く必要があります。 少し時間をかけて再考して行きたい…

吉備海部の拠点「安仁神社」。いつ創建されたのか?

さて、「安仁神社」はいつ創建されたでしょうか? 「星川皇子事件(479年)」の後始末として、上道臣は山部を奪われ、非吉備系の太伯国造が置かれます。これにより、藤井を拠点とした吉備海部は、大和朝廷の官軍になったものと思われます。 ここから、『yama…

安仁神社の謎? 県立図書館でお勉強

そろそろ、安仁神社の由来探しも、一応の決着を付けたいと思います。 もう少しお勉強したいと思い、「岡山県図書館横断システム」を利用して、 読みたい本が、県立図書館にあることを確認してから行きました。 今回参考にした本は、 ・「国幣中社安仁神社誌…