『風林火山』 山本勘助は、実在したの?

イメージ 1

「安仁神社」の主祭神は良くわかりません。時代によって揺らぎも見受けられます。
これは、時の為政者にとって、好ましくない事実があったに他なりません。



「唐突ですが、歴史認識の話です。現在流布している歴史、学校で習う「歴史」は、実はその多くが『歴史物語』の虚構なのです。
現在、NKH大河ドラマの為、ネットにも「山本勘助」の、その真偽が多く見られます。
実は現在、歴史として扱われている多くの『常識』は、実は『歴史小説』なのです。
(NHK『その時、歴史は動いた』は、フィクションだと思って下さい。ひどいです!
ある意味、「健康食品の問題」と同じではないでしょうか。あくまで娯楽番組ですから。)

織田信長に関する多くが、『信長記』。著者、小瀬甫庵 は戦国時代から江戸時代初期にかけての人物。『太閤記』『信長記』を著した人物として知られる。太田牛一の『信長公記』を自分流に書き直した『信長記』は江戸時代に大衆に広まり、一般的な書物として読まれるなど、高い文才を持っていたことがわかる。

山本勘助に関しては、『甲陽軍艦』。著者、小幡景憲は、甲州流兵学者として名高い。武田氏に仕えていたが、1582年、武田氏が滅亡すると徳川家康、そしてその子・徳川秀忠に仕えた。しかし1595年、突如として秀忠のもとから出奔し、諸国を流浪した。

どちらも共に時の為政者の顔色を伺いながら、描かれた『フィクション=歴史物語』です。
徳川史観・皇国史観は、困ったものです。これを習わされている学生も皆さんも大変です。
もし、御伽草子』を、日本の歴史資料として海外で教材として扱われたらどう思います?
では、『古事記』『日本書紀』は大丈夫なの?


以上、『yamane』が読んだ文献からの感想です。← おいおい、大丈夫かよ?

この二冊は、岡山市立図書館の内、中央図書館には在庫があるようです。
岡山市立図書館 蔵書検索システム
http://www.ocl.city.okayama.okayama.jp/OKCLIB/servlet/search.inp_cond