<犬島> 邑久郡の島 海部の拠点?

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犬島は、邑久郡西端にあり、古代吉備の穴海の東入口の要にあります。
「藤井村」の氏神様『瀧神社』の南に位置し、直線で結んだその途中には、『宝神社』があります。
これが、海部=海賊(水軍)の、ネットワークと考えるのが自然ではないでしょうか。

薬師寺慎一『祭祀から見た古代吉備』では犬島のそばの犬ノ島の丘の上に犬石といわれる巨石の磐座があり、それが沖ツ宮、宝伝の「宝神社」が中ツ宮、「安仁神社」が辺ツ宮と考えるべきで、それらはほぼ南北に一直線になっており・・・・・。
とありますが、『yamane』は違うと思います。

岡山市のHPでは
http://www.city.okayama.okayama.jp/saidaiji/inushima/top/inujima.htm

犬島は、岡山県南東部の宝伝から約2.5km、定期船で約8分ほどの瀬戸内海国立公園内にある周囲約4km(徒歩で約1時間)、面積約0.84平方kmの花崗岩の島です。本島の他、犬ノ島・地竹ノ子島・沖竹ノ子島・沖鼓島・白石島の6つの島々からなっていますが、現在人々が暮らしているのは、犬島だけです。
良質の花崗岩(犬島みかげ)を産出し、古くは岡山城大阪城の石垣の他、明治になって大阪築港の造営にあたり、犬島の石が使われ、当時一番栄えていた頃、数千人が島で暮らしていました。しかし、銅の精錬所の閉鎖や島の代表的産業である採石業の衰退等により、島を離れる人々が多くなり現在では約48 世帯81人が生活しています。
島内にはかつて隆盛を誇った精錬所跡や採石場跡の他、定紋石・天満宮などの見どころがあり、また島独特の自然が多く残され、四季を通してたくさんの観光客が訪れています。