安仁神社の末社ではありませんが、吉備の穴海の東出口にあたる、水門町に
「 亀石(かめいわ)神社 」があります。
亀石神社の『 亀 』に対して、『 珍彦命(ウヅヒコノミコト) 』は、
「 神前(カムサキ)神社:岡山市東区神崎町 」 に祀られています。
この神社も、安仁神社の摂社・末社ではありませんが、この場合、
『 珍彦命 』は、安仁神社を拠点とする海部と考えられます!
安仁神社には、『五瀬命』がいらっしゃたのですから。
しかし、「 かれその國より 上り幸でます時に、」に初めて会うのは
おかしいですね?
やはり、「速吸門」は、明石海峡なのでしょうか?
中古社号を神崎大明神と称し、御祭神は猿田彦命であったが、明治2年社号を旧号の神前神社に
復し、明治9年9月15日珍彦命を祭神として奉斎した。
(注:大明神との表記は、寺との関係を意識したものと思われます。明治=神仏分離です。)
ですから。