神前神社 太伯・神崎

太伯村神崎にある、「備前總社宮合祀百二十八神社神名帳」神社が、『神前神社』です。
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岡山県神社庁によると、
http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=12031
当社の創建年代は不詳であるが、備前国神名帳(総社本)に神前神社7、山本氏本に従3位神前明神と記してある旧社である。
 中古社号を神崎大明神と称し、御祭神は猿田彦命であったが、明治2年社号を旧号の神前神社に復し、明治9年9月15日珍彦命を祭神として奉斎した。
 神武天皇の御東征の海路を御嚮導された神であるので例祭の相嘗に高島神を祀り、36台の神饌を献ずる例がある。
 明治44年12月神饌幣帛料供進神社に指定された。
 本神社から南方の海岸に亀石という亀に似た岩があり、珍彦命の乗った亀の化石であると尊崇し、亀石神社と称している。また、付近には神武天皇を祭神とする乙子神社や、神武天皇の三兄を祭神とする安仁神社が鎮座している。
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この神社の更に西(かっての岬の端)には、「乙子」がありますが、かって「太伯国造」の居住地であったであろう邑久郷の西部になります。湊に入る船への最初の関所だったのでしょうか。

写真に見える、二つの小山の内、右奥が「乙子城跡」です。
左手前の小山は、十数年前までは、この神社のある丘の延長でした。見事に小さい丘が無くなってしましました。
この神前神社の北西には「神崎梅園」がありますが、この梅園もかっては丘の上にあったのですが・・・。

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