今日、ある会で、安仁神社について話す機会がありました。
yamaneの説は、下記の通りです。
・大伯国造は、吉井川以西と比較して、ヤマト王権との親密性が高く、
吉備の中で、大伯(一番上の伯父)と発している。
・安仁神社は、大伯国の海部の拠点であり、吉備の穴海東部の制海権を握っている。
同社が、名神大社であるのはその為である。
・同社は、制海権を保持するため、近隣の神社等との通信ネットワークを持っていた。
・同社は、現存の宮城山に東接する音羽山山上 → 宮城山北麓 →
現在の北西麓に遷移した。
・等々
これらの説を、確認するため、下記書籍を拝読しましたが、否定する内容の記載は
認められませんでした。
・吉備古代史の展開 (吉田 晶・塙書房)1995
・日本古代の王権と地方(加藤謙吉編・大和書房)2015
「吉備臣」氏の系譜とその実像(小野里了一)